米国の機密文書を流出させたとして起訴された米マサチューセッツ州の空軍州兵ジャック・テシェイラ被告(21)は、米機密情報を暴露したエドワード・スノーデン元国家安全保障局(NSA)契約職員と少なくとも一つ共通点がある。2人とも技術サポート部門で働いていたことだ。テシェイラ被告はソーシャルメディアプラットフォームで機密文書を公開した疑いが持たれている。これは、ネットワーク保守などの日常業務を担当するIT(情報技術)要員が、機密情報を管理する政府の取り組みにリスクをもたらす可能性があることを改めて示している。
IT要員の潜在リスク、米機密情報流出で浮き彫り
スノーデン問題で対策を強化したが、技術サポート職員による漏えいが再発
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