ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した最新世論調査によると、米共和党の大統領候補指名争いで、ドナルド・トランプ前大統領がフロリダ州のロン・デサンティス知事を逆転している。デサンティス氏が全米規模の支持獲得に苦戦する中、トランプ氏は予備選有権者の大半の層で支持を広げていることが分かった。共和党予備選で両氏が直接対決する場合どちらに投票するかを尋ねた質問では、昨年12月時点ではデサンティス氏がトランプ氏を14ポイント上回っていたものの、最新の調査ではデサンティス氏38%、トランプ氏が51%となり、トランプ氏が13ポイントリードした。共和党の候補者はまだ出そろっておらず、最初の予備選投票は8カ月以上先だ。仮に共和党候補者が12人になると仮定した場合でも、現時点でトランプ氏の支持率は48%と最も高かった。デサンティス氏は24%にとどまった。