米国は壮大な「再戦」に向かっているのかもしれない。ジョー・バイデン大統領(80)は今週、再出馬を表明する見通し。米国史上最高齢の大統領である同氏が2期目を目指すのかという疑問にこれで終止符が打たれることになる。一方、世論調査によると、ドナルド・トランプ前大統領は共和党の大統領候補者選びでかなり大きなリードを保っている。同氏がニューヨーク州の大陪審に起訴され、今後さらなる法的問題が浮上しかねないにもかかわらずだ。ホワイトハウス入りを目指すレースは初期段階にあり、選挙期間中に急に情勢が変わることもあるが、2024年の大統領選がスタートする時点では、バイデン、トランプ両氏が再び対決する可能性が十分あることが明らかになった。