筆者は、吉本でお笑いコンビ「オオカミ少年」で活動する傍ら、探偵事務所の代表を務めています。私の探偵歴10年の中でさまざまな案件を取り扱いました。そして、それ以上に依頼者からの相談を聞いてきました。その中で、別の探偵に依頼したものの、望む結果が得られずに、再度調査したいという相談をいただくことが度々あります。相談内容には、再調査のキッカケとして複数の依頼者に共通する不満ポイントがあります。今回は、探偵に対する不満ポイントと、そういった事態に陥らないための対応策についてご紹介いたします。もし今後、あなたが探偵に依頼する時が来たときの参考としていただければ幸いです。(探偵芸人 オオカミ少年 片岡正徳)
不満ポイント1
調査の結果について
探偵に依頼する主な目的は、不倫や浮気、パートナーの素行確認、失踪者捜索などなど、自分では得ることができない証拠を手に入れるというものですが、多額な料金を支払ったにもかかわらず、証拠が全くつかめなかったというのが最も強い不満ポイントです。
実際に、全く証拠が得られないという調査結果はあります。
例えば、依頼者が疑うような行動を対象者が取らない(調査期間だけの可能性もある)場合は、何もしていないので証拠の取りようがありません。