ブレット・ヤングさん(29)は2020年の大統領選でジョー・バイデン氏に投票した。今はバイデン大統領の年齢と実績を考慮して、次の大統領選では投票を見送るかもしれないと考えている。「アンチ高齢者にはなりたくないが、これは平均的な米国民の暮らしぶりを知らないというレベルだ。誰か新しい候補者を見つけてくれればいいのだが」。オハイオ州中北部で製造業に従事するヤングさんは、自身の見解の大半がリベラル寄りだと話す。バイデン氏が再選を目指す上で直面する大きな課題は、民主党支持の有権者の間で同氏の立候補に対する熱意が欠けていることだ。80歳という年齢と比較的低い支持率により、投票に乗り気でない有権者の背中を押すような熱気が生まれない可能性がある。