米連邦準備制度理事会(FRB)は3日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を16年ぶりの高水準に引き上げ、利上げを当面打ち止めにする可能性をにおわせた。しかし、利上げを停止すべき時点に到達したとどのように判断するかについては明らかにしていない。ジェローム・パウエルFRB議長は会合後の記者会見で「今後入手するデータと、それが経済活動やインフレの見通しに与える影響を包括的に」判断すると述べた。