米投資会社バークシャー・ハザウェイのウォーレン・バフェット会長兼最高経営責任者(CEO、92)は6日、ネブラスカ州オマハで開いた年次株主総会で、ビジネスでも人生でも大きな失敗を避けるにはどうすればいいかという哲学的な質問を受けた。同氏は一息おいて答えた。「自分の死亡記事を書いてから、その通りに生きるにはどうしたらいいか考えなさい」とし、「そんなに複雑なことではない」と語った。バフェット氏と長年のビジネスパートナーであるチャーリー・マンガー氏は、最近の銀行の混乱から人工知能(AI)や米国の将来まで、さまざまな話題について何時間も意見を述べ続けた。この種の会合でよくあるように、両氏は経営手法やキャリア選択、良い人生を楽しむ方法についての多くのアドバイスも提供した。