北米ユダヤ人連盟(JFNA)は8日、ロシアで拘束されているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者の解放に向け、あらゆる手段を講じるようアントニー・ブリンケン米国務長官に要請する方針を示した。数百に及ぶ米国やカナダのユダヤ人コミュニティーを代表するJFNAの幹部らは、バーチャル形式のセミナーを開催。ゲルシコビッチ氏拘束への関心を維持すべく、メンバーらに呼び掛けを行った。またJFNAは支持者らに対し、ブリンケン氏宛ての書簡への署名を要請。書簡は今後2週間以内に同氏に送る予定だという。JFNAは書簡で、「エバンと彼の家族はわれわれ米国ユダヤ人コミュニティーの一員だ。ロシアがさまざまな件で米国民を何カ月や何年にもわたり拘束してきたことを踏まえ、エバンの安否について非常に心配している」と述べている。