イーロン・マスク氏は新生ツイッターを評価するため、成功を測る独自の尺度として「ユーザーが後悔しない時間」を考え出した。それが何を意味しているにせよ。半年前にツイッターを指揮下に収めてから、マスク氏は改革に取り組む中でこれが常に念頭に置く指標であると何度か発言している――たとえ世間に対して明確に定義したり、いかに測定するかを説明したりしていないとしても。マスク氏は広告主に対し、ツイッターのユーザー体験が「楽しく、面白く、情報に満ちた」ものであることを望んでいると述べる一方、広告主自身もツイッターのコンテンツの流れに沿って自社ブランドを配置してほしいと考えるはずだと主張する。同氏はある程度、ソーシャルメディアのユーザーにはおなじみの疑問を明確な形にしている。あの時のスクロールは、私の時間を有効に使ったことになるのか?という疑問だ。