エールフランスなど複数の欧州航空会社が、ツイッター経由で問い合わせをしないよう利用者に呼び掛けている。昨年の夏季は航空会社のカスタマーサービスに電話をすると何時間も保留状態になることがあり、多くの人がツイッターを連絡手段として使うようになった。航空会社側もツイッターの利用を推奨していた。だがエールフランスは4月下旬、今後はツイッター経由のカスタマーサービスへの問い合わせには対応しないと発表。5月に入り、エールフランスと同じ親会社の傘下にあるKLMオランダ航空も、ツイッターを通じたカスタマーサービスを廃止する方針を示した。旅行業界幹部らは、イーロン・マスク氏の新体制下でツイッターと航空会社の社内サイトがどのように連携できるかを踏まえ、こうした変更が必要になったと話す。また、ツイッターによる企業の認証方法にも懸念が出ている。