バイオテク株はここ数週間、上昇基調が続き、過去2年の低調なパフォーマンスから盛り返していた。高揚感の背景には、大手製薬会社によるlink icon=none linkend=https://jp.wsj.com/articles/why-biotech-is-poised-for-a-recovery-this-year-11674019537 type=EXTERNALバイオテク企業の高額買収が続く/linkとの臆測があった。それら大手は年間売上高が10億ドル(約1364億円)を超える大型薬(ブロックバスター)の特許切れを控えている。しかし、米連邦取引委員会(FTC)が、米バイオ医薬品大手アムジェンによるアイルランドの同業ホライゾン・セラピューティクスの買収阻止に乗り出したことで、バイオテク株の勢いに水が差された。16日の市場でSPDR SPバイオテクノロジーETF(上場投資信託)は2.9%安で引けたほか、ホライゾンの株価は14%急落。3月に米製薬大手ファイザーが430億ドルで買収することで合意したシージェンの株価は6%下落した。
FTCのアムジェン同業買収阻止、小型バイオ株に勝機
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