性犯罪で有罪判決を受けた米富豪の故ジェフリー・エプスタイン元被告の被害者らが、同被告による性的人身取引を手助けしたとしてドイツ銀行を相手に集団訴訟を起こした件で、同行が7500万ドル(約103億円)を支払って和解することに合意した。被害者らの弁護団が明らかにした。この訴訟は匿名女性が自身やエプスタイン氏の告発者らを代表して昨年ニューヨークで起こしたもので、ドイツ銀行はエプスタイン氏が銀行口座の資金を利用して性的人身取引を行っていることを知りながら、5年間にわたり同氏との取引を続けたと主張していた。また、多くの若い女性への支払いといった明らかに不審な動きを同行が無視したともしていた。エプスタイン氏は2019年にニューヨークの勾留先で自殺している。
ドイツ銀、米富豪の性被害女性らに103億円の和解金支払いへ
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