米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは、フロリダ州に新たな拠点を建設する計画を中止し、テーマパーク部門の従業員を中心に同州オーランド郊外のレークノナに2000人余りを転居させる計画を撤回する。テーマパーク部門責任者のジョシュ・ダマロ氏が従業員に宛てた18日付の電子メールで、このプロジェクトが中止になったことを明らかにした。従業員に南カリフォルニアからの異動を求めていたが、要請を撤回すると述べた。複数の関係者によると、同部門に所属する数百人が既にフロリダ州に移住しており、カリフォルニア州に戻る選択肢を与えられる。最高8億6400万ドル(約1200億円)の投資が予定されていたレークノナ事業は、ボブ・チャペック前最高経営責任者(CEO)が発案していた。チャペック氏は昨年11月に取締役会に解任された。
ディズニー、フロリダ州の新拠点建設・人員異動を中止
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