米モンタナ州が動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の州内での提供を禁じたことを受け、TikTokのクリエーターらが同州の司法長官を提訴した。TikTokのファンらが利用制限に抵抗する動きはトランプ前政権下でも見られていた。クリエーターらは17日、モンタナ州の連邦地裁に訴訟を提起した。サマンサ・アラリオ氏、ヘザー・ディロッコ氏、アリス・ヘルド氏、カーリー・アンゴダード氏、デール・スカウト氏の5氏は、TikTokを禁止する州法の執行責任者であるとしてオースティン・クヌーセン州司法長官を訴えた。この禁止措置は違憲であり、法律の中でも特に合衆国憲法修正第1条に違反していると主張している。これに先立ち、モンタナ州のグレッグ・ジアンフォルテ知事(共和党)が同日、同州でTikTokの提供を禁止する法案に署名していた。