――筆者のトム・ローガン氏は、米ニュースサイト・週刊誌「ワシントン・エグザミナー」の国家安全保障担当ライター ***  英国と米国の同盟関係は強固だが、ウクライナへの対応では違いが生じている。英国は米国がより積極的に関与することを望んでおり、米国は英国がより慎重になってほしいと考えている。  相違は主に兵器を巡って起きている。英国は先週、長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」をウクライナに供与すると発表したほか、これまでに数千基の携帯型対戦車砲を同国に引き渡している。英国はまた、ウクライナに対して専門的な電子戦と情報面での支援を行っている。