ロシア政府は、モスクワの刑務所に勾留されているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(31)について、米政府関係者が求めていた面会を拒否したと明らかにした。面会の拒否は2回目。ロシア外務省は、先月開催された国連安全保障理事会でセルゲイ・ラブロフ外相がニューヨーク訪問時に同行するはずだったロシア人ジャーナリストが、米国からビザ発給を拒否されたことへの報復措置だと説明している。同様の理由で、米国大使館が要請した5月11日の面会も却下していた。現在、米国の刑務所に収監されているロシア人記者はいない。米国務省の報道官は、5月25日にゲルシュコビッチ氏との面会を改めて求めていたことを明らかにした。
ロシア、WSJ記者との面会要請を再び拒否
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