正解は、買い
買うべき理由が5つあります。
(1)「大陽線」をたてた→相場の強さが出ている
(2)売買高が急増→何かすばらしい買い材料が出ているらしい
(3)売買高が急増の初日である→買い材料が新しい
(4)新高値をつけた→戻り売りが出にくい
(5)株価が上のボリンジャーバンドを超えた→株価に勢いがある
実際、N社株はその後、以下の通り、大幅に上昇しています。
ここで大切なことは、N社のチャートでは上昇トレンドが確認できたことです。
トレンドが出ている株は、利益を稼ぎやすいので、積極的にトレードすべきです。
一方、トレンドがなく、行ったり来たりのボックス相場では、あまり利益を稼ぐことはできません。
トレンド相場か、ボックス相場か見極めながらトレードすることが大切です。それを次章で学びます。
(本稿は、『株トレ――世界一楽しい「一問一答」株の教科書』から抜粋・編集したものです。)