キャッシュレス社会に「反乱」 現金派の覚悟英イングランド中部のハダースフィールドで開かれたキャッシュレスを巡る集会 JAMES HOOKWAY/THE WALL STREET JOURNAL

【ハダースフィールド(英国)】英イングランド中部のこの都市で新たな反乱が起きようとしている。

「現金を使えない店をボイコットしよう。それはどこ?」。デビー・ヒックスさんは最近の土曜日、町の広場でマイクに向かってそう叫んだ。総勢200人の群衆のうち数人がコーヒーショップやパン屋などいくつかの店名をつぶやいた。

「大丈夫。私たちにはできる」とヒックスさん。「まだ遅くない!」

 産業革命の初期に繊維工がこの地で新型織機をたたき壊してから約200年。現代の反逆者たちが目の敵にするのは、タッチ決済できる銀行カードやスマートフォンの決済アプリといった最新テクノロジーだ。