米証券取引委員会(SEC)は5日、世界的な暗号資産(仮想通貨)交換業者バイナンスとその創設者チャンポン・ジャオ氏、米国法人バイナンス・ドット・USを提訴した。SECは「連邦証券法をあからさまに無視」し、投資家を犠牲にして自分たちが利益を得たと主張している。また、顧客の資金を分別管理せず、ユーザーの資産をリスクにさらしたとも述べている。バイナンスは世界最大の暗号資産交換業者であることから、SECの提訴は大きな注目を集めている。バイナンスのライバルだったFTXが昨年11月に破綻して以来、ビットコインなどの暗号資産業界には監視の目が向けられている。検察当局は、FTXがユーザーから資金を詐取したと述べている。
バイナンス提訴、何が起きているのか
世界最大の暗号資産交換業者を巡る訴訟が意味するもの
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