ドナルド・トランプ前米大統領による私邸への機密文書持ち出し疑惑を巡り、連邦検察はトランプ氏の弁護団に対し、同氏が捜査対象になっていると告げた。事情に詳しい複数の関係者が7日に明らかにした。刑事訴追の可能性をかつてないほど明確に示唆した。一方、トランプ氏の元広報担当者が同日、フロリダ州マイアミの連邦大陪審で証言した。捜査を担うジャック・スミス特別検察官が同州での刑事訴追を視野に入れていることがうかがえた。元広報担当のテイラー・ブドウィッチ氏はツイッターへの投稿で、「連邦大陪審で証言する法的義務を果たし、全ての質問に正直に答えた」と述べた。同氏は現在、トランプ氏を支持するスーパーPAC(特別政治活動委員会)「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン」のトップを務めている。
「トランプ氏は捜査対象」、米検察が弁護団に告げる 機密文書疑惑
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