米動画配信大手ネットフリックスは19日、4-6月期(第2四半期)決算を発表した。パスワードの共有を制限する措置を世界的に実施したことで、会員数が大幅に増えた。会員数は各地域で伸び、全体で590万人の増加となった。パスワードを共有して無料でサービスを利用できなくなり、有料でアカウントを作成する人が増えた。ネットフリックスは共有制限を残りのほぼすべての国に拡大する方針を示した。ネットフリックスによると、ハリウッドで脚本家や俳優のストライキが続いている影響で、今年はコンテンツへの支出が減ることになる。フリーキャッシュフローの見通しは従来の35億ドルから50億ドルに引き上げた。会員数は6月末時点で2億3840万人となった。