仕事ができない人がやってしまうこと

 対して、仕事ができない人は常に行き当たりばったりの行動を繰り返してしまいます。

 仕事ひとつ終わったあとも振り返りをしないため、少し時間が経つと、「あのときはどうしてたっけ?」とまたゼロから経験しなければいけなかったり、他の人に仕事を教える際にも言語化ができていないため「どうやって説明したらいいんだろう」となってしまいます。

 これはお笑いの世界でも同じで、生き残る生徒は必ず、振り返りをしていました。逆に振り返りができない生徒は、ウケを取ることはあれど、それは出会い頭のホームランのようなもので、いわゆる「まぐれ」なのです。

 そこに再現性はなく、「何がいいのか、悪いのか」もわからないと成長を続けるのは難しいでしょう。

 当たり前のことではありますが、忙しかったり、慣れてきたりすると忘れてしまいがちです。仕事の復習として頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。