生産性が高い人の思考法
対して、生産性が高い人は成果で物事を考えようとします。先ほどの例だと、なるべく少ない時間、なるべく少ない量で最高のアイデアを出そうと考えるのです。
もちろん、その過程で時間がかかることもあれば、たくさんの量を出さなければいけないことはあるかと思いますが、手段の目的化とは全く異なるでしょう。
手段が目的になってしまうのは、少し厳しい言い方をすると言い訳をしているのに等しいです。「たくさん考えたから合格でしょ」「時間をかけたから合格でしょ」と気持ちはわかりますが、プロとして仕事をするならば良いこととは言えないでしょう。
NSC(お笑い養成所)でもネタをたくさん考えたと胸を張る生徒がいますが、もったいないと思います。ただ、こういった生徒が目的に向かって突き進むと異常に強い印象もあります。
もし、生産性の低い働き方に心当たりのある人がいたら頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。これまでの情熱のまま目的に向かえるようになれば大きく伸びることは間違いないので、ぜひ試してみてください。