英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書のコラムから特別に一部を抜粋して紹介する。

英単語が芋づる式でどんどん覚えられる1つの方法Photo: Adobe Stock

語源を知れば、ボキャブラリーがどんどん広がる

 英語の語源を知れば、初めて出会う単語でも意味を推測できるようになり、芋づる式にボキャブラリーを増やすことができます。

 単語をなかなか覚えられないという人は、ぜひ語源を意識しながら学習を進めてみてください。

 ここでは、単語の先頭や末尾で頻繁に出現する語を紹介します。

(1)動詞を作る[en-,-en]

large「大きい」
enlarge「~を拡大する」

rich「金持ちの」
enrich「~を豊かにする」

sharp「鋭い」
sharpen「~を鋭くする、削る」

(2)否定[dis-]

appear「現れる」
disappear「姿を消す、見えなくなる」

agree「賛成する」
disagree「反対する」

like「~が好きである」
dislike「~を嫌う」

(3)再び[re-]

use「~を使用する」
reuse「~を再利用する」

view「~を見る」
review「~を見直す、再検討する」

write「~を書く」
rewrite「~を書き直す」

(4)誤って[mis-]

understand「~を理解する」
misunderstand「~を誤解する」

take「~を取る」
mistake「~を間違える」

lead「~を導く」
mislead「~を欺く、誤解させる」

(5)~でない[un-]

known「知られた」
unknown「知られていない、無名の」

kind「親切な」
unkind「不親切な」

familiar「よく知られた」
unfamiliar「よく知られていない、未知の」

参考文献:『イラストでわかる中学英語の語源事典』(清水建二・すずきひろし)

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)