英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書のコラムから特別に一部を抜粋して紹介する。
語源を知れば、ボキャブラリーがどんどん広がる
英語の語源を知れば、初めて出会う単語でも意味を推測できるようになり、芋づる式にボキャブラリーを増やすことができます。
単語をなかなか覚えられないという人は、ぜひ語源を意識しながら学習を進めてみてください。
ここでは、単語の先頭や末尾で頻繁に出現する語を紹介します。
(1)動詞を作る[en-,-en]
large「大きい」
⇒ enlarge「~を拡大する」
rich「金持ちの」
⇒ enrich「~を豊かにする」
sharp「鋭い」
⇒ sharpen「~を鋭くする、削る」
(2)否定[dis-]
appear「現れる」
⇒ disappear「姿を消す、見えなくなる」
agree「賛成する」
⇒ disagree「反対する」
like「~が好きである」
⇒ dislike「~を嫌う」
(3)再び[re-]
use「~を使用する」
⇒ reuse「~を再利用する」
view「~を見る」
⇒ review「~を見直す、再検討する」
write「~を書く」
⇒ rewrite「~を書き直す」
(4)誤って[mis-]
understand「~を理解する」
⇒ misunderstand「~を誤解する」
take「~を取る」
⇒ mistake「~を間違える」
lead「~を導く」
⇒ mislead「~を欺く、誤解させる」
(5)~でない[un-]
known「知られた」
⇒ unknown「知られていない、無名の」
kind「親切な」
⇒ unkind「不親切な」
familiar「よく知られた」
⇒ unfamiliar「よく知られていない、未知の」
参考文献:『イラストでわかる中学英語の語源事典』(清水建二・すずきひろし)
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)