英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

【中学英語】「なにか冷たいものを飲みたい」を英語でどう言う? 英語の反射神経を磨く1つの英会話トレーニングPhoto: Adobe Stock

英語でストーリーを伝えるトレーニング

 会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。

 第1章は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。

 見たままを説明してみてください。

 最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

のど渇いた。飲みものを買ってくれるみたい。
Do you want anything?(何か欲しい?)
Yeah, I want _____________________.

Do you want anything?
(何か欲しい?)

Yeah, I want _____________________.

 5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は……

Yeah, I want something cold to drink.
何か冷たい飲みものが欲しい。

something cold to drink「何か冷たい飲みもの」

 something to drink「何か飲むもの」という形を使えるようになりましょう。

 ほかにも、something to eatは「何か食べるもの」、something to kill the painは「何か痛みを抑えるもの」を表します。

学んだ表現を例文で定着させよう!

I want something hot to drink.
私は何か温かい飲みものが欲しいです。

I have nothing to do today.
今日は何もすることがありません。

Please give me something to kill the pain.
何か痛みを抑えるものをください。

I want to buy something sweet to eat.
何か甘い食べものを買いたいです。

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)