英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

【中学英語】「靴を脱いでください」を英語でなんて言う? 英語がスラスラ口から出てくる1つの英会話トレーニングPhoto: Adobe Stock

英語でストーリーを伝えるトレーニング

 会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。

 第1章は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。

 見たままを説明してみてください。

 最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

声をかけて、注意してあげてください。\
Let’s go inside.(中に入ろう)
John, you _______________________________________.

声をかけて、注意してあげてください。

Let’s go inside.
(中に入ろう)

John, you _______________________________________.

5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は……

John, you have to take your shoes off before going inside.
ジョン、中に入る前に、靴を脱がないといけません。

義務や必要性を伝える表現

 have to+動詞の原形は、「~しなければならない、~する必要がある」という義務・必要を表します。

 疑問文は、Do/Does/Did +主語+have to~の形になります。

 don’t have to~は「~する必要がない」。

学んだ表現を例文で定着させよう!

I have to read a lot of books.
私はたくさんの本を読まなくてはいけません。

I have to study harder.
私はもっと一生懸命勉強しなくてはいけません。

I don’t have to get up early.
私は早起きする必要はありません。

How long do we have to wait?
私たちはどのくらい待たなくてはいけませんか?

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)