英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

「英語が読めるけど話せない」を克服する1つのトレーニングPhoto: Adobe Stock

英語でストーリーを伝えるトレーニング

 会話を楽しむためには、ストーリーを伝えることが必要です。

「実はこんなことがあって…」と話せれば、会話は広がり盛り上がっていきます。

 第2章では「出来事や状況を伝えるトレーニング」を用意しました。

 イラストで描かれている出来事を英語で説明してみましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

あれっ、マズいことになってる。
What happened?(どうしたの?)
I __________________________
ヒント:「ペンキ」paint

あれっ、マズいことになってる。

What happened?
(どうしたの?)

I _______________________________________________.

 5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は……

I found paint on my pants when I stood up from the bench.
ベンチから立ち上がったら、ズボンにペンキがついちゃった。

接続詞when…「…する時」の使い方

 接続詞whenは、when+主語(~)+動詞(…)で、「~が…する時」を意味します。

「時」や「条件」を表す節の中では、たとえ未来のことを話す時でも、動詞は現在形を使います。

When I speak in public, I get nervous.
人前で話す時は、緊張します。
●in public「人前で」
●get nervous「緊張する」

When I listen to music, it helps me relax.
音楽を聴くと、リラックスできます。

When I want to learn something new, I read books on that subject.
新しいことを学びたい時は、そのテーマに関する本を読みます。

Will you answer the phone when it rings?
電話が鳴ったら、出てもらえますか?
●whenの後ろは未来の話でもringsと現在形になる

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)