英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
英語でストーリーを伝えるトレーニング
会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。
最初は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。
見たままを説明してみてください。最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
ズボンを試着したけれど…
Is everything all right?
(大丈夫ですか?)
These __________________________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
These pants are too tight to wear.
このズボン、きつすぎてはけません。
too tight to wear「きつすぎて着られない」
too ~ to…は「…するには~すぎてできない」を意味し、~には形容詞が、…には動詞の原形がきます。
notを使わなくても否定の内容を伝えることができます。
学んだ表現を例文で定着させよう!
I am too tired to focus on my work.
私は疲れすぎて仕事に集中することができません。
●focus on~「~に集中する」
I am too sleepy to watch a movie.
映画を見るには眠すぎます。
The traffic is too heavy to drive through quickly.
交通量が多くて素早く通り抜けることができません。
The suitcase is too heavy to carry by myself.
そのスーツケースは重すぎて私1人では運べません。
●by oneself「自分1人で、独力で」
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)