英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

日本人が苦手な英会話「ペラペラ話すために有効な1つのトレーニング」Photo: Adobe Stock

目にしたものをそのまま言葉で表現する練習

 会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。

 第1章は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。

 見たままを説明してみてください。

 最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

市役所への行き方がわからないようだ。道案内しよう。
How can I get there?
(どうやってそこへ行けばいいんですか?)First, _________________.Then, _________________.The city hall is _________________.

市役所への行き方がわからないようだ。道案内しよう。

How can I get there?
(どうやってそこへ行けばいいんですか?)

First, _________________.
Then, _________________.
The city hall is _________________.

 5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は……

First, go straight for two blocks.
まず、2ブロック直進します。

Then, turn left at the first traffic light.
それから、最初の信号を左折します。

The city hall is the second building on your right.
市役所は右手の2軒目の建物です。

go straight「直進する」
turn left 「左折する」

 道案内では、blockは「周りを道路で囲まれた建物群」を指します。

 go straight for two blocks「まっすぐ2ブロック進む」、turn left at ~「~で左折する」、on one’s right「~の右手に」もあわせて使えるようになりましょう。

道案内で使える表現を覚えよう

Go straight for three blocks.
3ブロックまっすぐ進んでください。

Go past the bank.
銀行を通り過ぎてください。
●go past~「~を通り過ぎる」

Where are we on this map?
この地図で、どこにいますか?

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)