米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の60年来の親友で、投資会社バークシャー・ハサウェイの副会長も務めた富豪のチャーリー・マンガー氏が、28日に死去した。99歳だった。バークシャーの年次総会など数万人が集まる公の場では、マンガー氏はバフェット氏にマイクと脚光を譲り、「自分は特に付け加えることはない」と述べて観衆の笑いを誘ったことで知られる。一方でプライベートでは、バフェット氏がマンガー氏に従う場面も多かった。1971年にはマンガー氏がバフェット氏を説得し、チョコレート菓子販売のシーズ・キャンディーズを純資産の3倍に相当する価格で買収。バフェット氏はその後、「法外な価格だった」と振り返っているが、シーズは数十年にわたりバークシャーに約20億ドル(2950億円)の累積的な利益をもたらしている。
バフェット氏の盟友マンガー氏が死去 99歳
バークシャー・ハサウェイの副会長務めたビジネスパートナー
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