フレッシュネスにとってTHE GOOD BURGERは、単なる新商品シリーズではない。環境保全を念頭においたCSRの取り組みでもある。
国連の発表によると地球上の人口は2050年までに約100億人に達する。人口増加に加えて新興国の経済成長といった要因により、タンパク質の需要に供給が追い付かなくなる。フレッシュネスはそんな“タンパク質危機”の到来を念頭に置き、“食肉に代わる選択肢”となる植物肉メニューの提供に踏み切った。
11月13日に開催された報道関係者向け試食会で、フレッシュネスの商品開発マネージャー・逆井里奈氏は、シリーズ第2弾の販売を通じて「植物肉の認知拡大に貢献したい」と述べた。同社広報は、販売実数こそ明かさなかったものの、THE GOOD BURGERの売り上げは予想を大きく上回ったと説明。だがその売り上げは「クラシックバーガー」や「フレッシュネスバーガー」など定番メニューの足元にも及ばない状況だという。
逆井氏は試食会で「THE GOOD BURGERの取り組みは一過性のものではありません。継続的に取り組んでいきたいと考えています」と説明した。
「ビーフやチキンに仲間入りした大豆パティが、美味しい新たな選択肢として、より多くのお客様に選んでいただけるよう、商品開発を続けていきます」(逆井氏)