菊池大介
日本では記録的な円安による物価高が進行しているが、米国でも同様に高いインフレ率などによる影響で、消費者の節約志向が加速している。だが、節約の標的となっているのは主に外食や食料品の購入などで、動画や音楽のサブスクリプションサービス(以下、サブスク)の解約には躊躇(ちゅうちょ)している消費者が多いようだ。

Adobeによるコラボデザインツール運営のFigma買収の報を受けて、劇的にユーザーを増やした企業がある。スペイン発のスタートアップ、Penpotだ。登録者数はAdobeによるFigmaの買収発表直後から急増しており、月間の新規登録者数は月次で前月比56倍にまで跳ね上がった。

TikTokやSnapchat、Instagram──今若者の人気を得ている画像・動画SNSがその存在を注視し、こぞって類似機能の実装を進める気鋭SNSがある。米国やフランスを中心に若者の人気を博すSNS「BeReal」だ。通知から2分以内に写真を撮ってシェアしなければならず、フィルターなどの機能は皆無。これが“映え”に疲れた海外の若者の心をつかんでいるわけだ。

8月に突如登場し、瞬く間にネットユーザーの注目の的となった画像生成AIの「Stable Diffusion」。開発元である英国のスタートアップ・Stability AIのCEOであるエマード・モスターク氏が、インタビューに応じた。Stable Diffusionが与えるインパクトや事業としての展開、そしてStability AIの掲げる「AIの民主化」などについて聞いた。

今回の「海外テックニュース-Trend Now」では、Appleがイベントで発表した新製品群をおさらい。加えて10月に開催されるGoogleとMetaのイベントで発表が期待される新製品についても紹介する。

送信したメッセージや写真が閲覧後に消えるSNS「Snapchat」などを展開する米Snapが苦渋の決断を迫られている。収益成長率の低下を背景に大規模のレイオフを実施し、複数のプロジェクトを終了する方針だ。

選んだ相手にだけツイート──Twitterの新機能、150人限定の「サークル」
Twitterは米国時間8月30日、新機能「Twitterサークル(以下、サークル)」を全世界のユーザーに提供開始した。この機能を使うことで、ユーザーは自身のツイートを選んだ相手にだけに見せることが可能となった。

今回の「海外テックニュース-Trend Now」では、BeRealに似た新機能を開発中のInstagram、そして国内だけでなく海外でも話題となった2人の大物日本人ゲームクリエイターについて紹介する。

入力したキーワードをもとに絵や写真などの画像を生成するAIが今、SNS上で注目を集めている。脚光を浴びているのは、英国時間8月22日に一般公開された画像生成AIの「Stable Diffusion」だ。

民泊サービスの「Airbnb」を展開するAirbnbが、ユーザーによる宿泊施設でのパーティーの開催を阻止するための新ツールを開発。米国とカナダで導入したことを、米国時間8月16日に発表した。

今回の「海外テックニュース-Trend Now」では、Appleが9月に発表予定の新製品に関する最新情報をお伝えする。また、過去には物議も醸したWeWork共同創業者の新スタートアップによる、米名門ベンチャーキャピタルからの大型資金調達なども紹介する。

オフィスかリモートか、はたまたハイブリッドか──国内外問わず多くの企業が“最良の働き方”を模索する中、Appleはハイブリッド勤務を選んだ。同社は9月より、従業員に週3日の出社を義務付ける方針だ。

米ソフトウェア企業のOracleが、短尺動画SNS「TikTok」のアルゴリズムやコンテンツモデレーションの監査を開始した。目的は中国当局による操作の有無を確認するためだ。関係者らによる証言をもとに、米ニュースメディア・Axiosが米国時間8月16日に報じた。

アパレル業界の変革に挑む、イスラエル企業のKornit Digital。同社の強みは、水を使わない独自のプリント技術だ。その技術を活用した衣類向けインクジェットプリンターを製造し、アパレル企業に販売。プリントTシャツをはじめとして、衣類のオンデマンド生産などを実現することで、過剰生産や水質汚染といった課題の解決を目指す。

ここ日本でも「若者の利用者が減っている」と言われるSNS「Facebook」。本国の米国では、未成年の“Facebook離れ”がより鮮明になった。同サービスを利用する10代の米国人ユーザーが激減していることが、米シンクタンク・Pew Research Centerによる最新の調査で明らかになったのだ。

新型コロナウイルスの感染が広がってから3度目のお盆休み。自宅時間が多くても、休みを楽しく過ごしてほしい。そんな思いから、この記事では旅行気分を味わえる映像作品を3本、紹介する。自然を愛し、趣味はバーベキューとバードウォッチング。そんな筆者が独断と偏見でおすすめするコンテンツを、ぜひこの機会にご覧いただきたい。

今回の「海外テックニュース-Trend Now」では、著名アナリストが得た情報をもとに、Appleが開発中のAR/VRヘッドセットに関する最新情報をお伝えする。また、スマートフォン版の登場により再び脚光を浴びたインディーゲーム「Papers, Please」も紹介する。

続々と新タイトルを発表するなど、モバイルゲーム事業「Netflixゲーム」に注力する、米ストリーミング大手のNetflix。だが、実はNetflixの会員のほとんどがNetflixゲームをプレーしていないことが新たな調査から分かった。

今回の「海外テックニュース-Trend Now」では、ByteDanceが当局に提出したTikTok Musicの商標出願書類から新サービスの行方を読み解く。また、米名門アクセラレーター・Y Combinatorの規模縮小、ウィジェットを介して写真を送り合うSNS「Locket」運営元による資金調達を紹介する。

記録的な円安などを背景に、日本におけるスマートフォンの販売価格が高騰している。そこに商機を見出すのが、フランス発のユニコーン企業・Back Marketだ。同社が展開するマーケットプレイス「Back Market」では、スマートフォンやPC、ワイヤレスイヤホンといったガジェットの整備品が、定価より30〜70%程度、割安な価格で商品が販売されている。
