コロナ禍による自粛生活の長期化に伴い、生活に癒やしを求めて猫を飼い始める人が増加している。ペットフード協会が実施した「2020年の全国犬猫飼育実態調査」によれば、1年以内に新たに飼われた猫の数は約48万匹。前年比で16%増加している。
新たな家族となった猫とは「1秒でも長く一緒にいたい」と思うのが親心というもの。そのために欠かせないのが“健康管理”だが、猫は本能的に飼い主に体調不良を隠してしまう。そのため、飼い主は体調の変化に意外と気づきにくく、病院に連れていったら、実はすでに症状が悪化していた、といった事態も起きてしまいがちだ。
昨今はペット用の見守りカメラも登場しているが、あくまで画像を通して猫の様子を把握するためのものであって、体調不良が起きているどうかまでは分からない。
そうした中、首輪型のデバイスとアプリを通じて、猫の様子を見守るサービス「Catlog(キャトログ)」を提供しているスタートアップがRABOだ。