数字好きな子を伸ばす言葉・ベスト5

・よく考えているね
・計算が得意だね
・頭の回転が速いね
・細かい作業が得意だね
・思考が柔軟だね

 小学生以上の子どもには、上記のベストワードを交えつつ、より実用的なステップアップを促してあげましょう。

 たとえば、コンピューターを与えて、タイピング、基本ソフト(ワード、エクセル、音楽や動画編集ソフトなど)の使い方、簡単なプログラミングを教えてあげると「ハマる」かもしれません。関心を示したら、ファースト・レゴリーグ、ロボティクスなどの競技会に参加させてあげると、さらにSTEM的才能を高めることができます。

「わが子の才能タイプを詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。すべての子どもが持つ才能を5つに定義し、簡単な診断で「わが子の才能」をセルフ判定できます。

子育て成功のカギは「強み育て」にある

「パズル好き・数字好き」な子どもがグングン伸びる!スゴイ褒め言葉・ベスト5「強み」を生み出す育て方』 (船津徹・ダイヤモンド社)定価:1980円(税込)

 子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?

 たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。

 つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのです。