3位はサンフェステで384.9万円
4位はトーセで395.0万円

 3位は業務スーパー運営や酒類販売事業などを行うサンフェステ(京都府亀岡市)で、平均年収は384.9万円(従業員数106人、平均年齢40.7歳)。なお、同社は今年3月に株式上場したため、前年度(2022年3月期)の平均年収は把握できなかった。

 4位は家庭用ゲームソフト開発・制作請負大手のトーセ(京都府京都市)で、平均年収は395.0万円(従業員数540人、平均年齢33.5歳)。

 5位は全国で「コンフォートホテル」などを展開するグリーンズ(三重県四日市市)で、平均年収は398.5万円(従業員数632人、平均年齢38.5歳)。

 今回のランキング対象となったのは22年6月期。22年3月には東京、愛知、大阪など18都道府県に適用されていたまん延防止等重点措置が全面解除され、また、水際措置も段階的に緩和され、ホテル業界を取り巻く経営環境は改善。

 グリーンズでも客室単価の回復など、収支は大きく改善し、売上高は前年比61.9%増の254億3700万円、当期損失は前年の88億300万円から21億7800万円にまで回復した。

 こうした中、平均年収は21年6月期の374.2万円(従業員数668人、平均年齢37.7歳)から、22年6月期は24.3万円上昇した。

 6~10位は、日和産業(400.0万円)、関通(414.9万円)、フジックス(420.1万円)、野崎印刷紙業(420.8万円)、エスユーエス(422.7万円)と続いた。

 著名な企業を見てみると、王将フードサービス(532.5万円/44位)、フジッコ(537.5万円/47位)、モロゾフ(546.7万円/56位)などがランクインしていた。

 そのほかにも、ワコールHD、神戸製鋼所、アイフル、紀陽銀行などもランクイン。各社の順位と平均年収は、どうなっているのか。ぜひ、次ページ以降のランキングを確認してほしい。

(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)