仕事や人間関係、お金、将来についてなど、悩みごとを抱えやすい人にぜひ読んでほしいのが、『宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方』だ。
著者のthe Planet from Nebula(ザ プラネット フロム ネブラ)氏はアメリカ在住の精神世界の探検家で、「自分らしくないものを手放し、ポジティブに生きる方法」を提案している。
著者が2011年に開始し、毎日更新しているブログは「内容が深い」「読んでいるうちに自己肯定感が高まる」と評判。アメブロのジャンル別ランキング1位の常連で、月間134万PVを記録するなどの人気を誇る。本書にも「生きるヒントがたくさん入っている」「今自分に必要なメッセージが詰まっていた」「スピリチュアル系にまったく興味のない人にもおすすめできる1冊」などの感想が多数寄せられている。今回は特別に著者のthe Planet from Nebula氏に「自分らしく楽しく過ごすコツ」について聞いた。

疲れ切った人が、自分らしく生きるために「本当に必要なこと」とは?Photo: Adobe Stock
Q売り上げの数字など、目標の数字を追いかけ続けることに疲れを感じることがあります。どうすれば、日々に追われず、ワクワクして本来の自分らしく生きられるのでしょうか?

A:目標を決めること、それを数字に置き換えて追いかけることは別に悪いことではありません。

しかし、「目標達成=ゴール(絶対達成しなければいけないもの)」になってしまうと、とたんに苦しくなります。

目標に向かってこれだけ努力しているのに、など、自分の不甲斐なさやゴールになかなか届かないさまにイライラしてしまうからです。

もしも目標を立てるのであれば、「理想を生きる自分」にターゲットを絞るといいでしょう。

すなわち、「目標の先をハッピーで生きる自分」にターゲットを絞ってワクワクで進みます。

たとえば、あなたが営業職だとして、今月の数字の目標などがあったとします。

その数字はいったん置いておいて、「人生でどんなことをしたいのか」「どんなときに自分はハッピーなのか」など、自分の人生のゴールを見つめ直す作業がマストになります。

そのときにゴールを「周りから評価される自分」など、他人軸においてないかどうか、注意が必要です。

なぜなら、他人軸で過ごしていると、いつまで経っても満たされた気持ちにならなからです。

たとえ目標を達成したとしても、それだけでは飽き足らず、誰かからずっと評価されることばかりを追い求め続けてしまいます。

そうではなく、「これができたら、どんなに自分がワクワクするか」「どんな気持ちがするだろうか」と自分自身に焦点を当てていきましょう。

目標はあくまで人生の「中間地点」にすぎない

目標とは、「本来の自分になる過程」で通る”中継ポイント”のことです。

自分軸で目標を設定したとしても、また新しい目標が出現するので、エンドレスに追いかけていくことになります。

エンドレスに追いかける、というのは決してつらい行為ではなく、「本来の心から喜びを感じる自分になる」ために向かっているということ。

どんどん新しい自分になっていく。これが何よりの喜びとなります。

「本来の自分」になるために生きている

私たちの大切な目標のひとつ、それは「本来の自分になる過程」を生きることです。

すなわち、これが人生と言われるものです。

目標にあえてゴールがあると仮定するとしたら、「新しい自分になって体験する世界」がゴールです。

日々のことに一喜一憂せず、深く考えずに大きく捉えていくと、成果をあげたい、評価されたいといった刹那的な思いが薄れていくようになります。

自分の評価は自分で決めるもの。他人が自分の価値を決めるものではありません。

他人軸のループにひっかかると、「こうあるべき」の茨の道をいくことになります。

新しい自分になる過程の“どんな体験”も、それが目標であり、ゴールになります。

他人目線では、本来の自分らしく生きることはできません。

自分が何が好きか、何を大切にしたいか、何に心からワクワクできるのか。

自分の目線で世界を見たときに、はじめて自分らしく生きることが可能なのです。

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the Planet from Nebulaさん著書の『宇宙人が教えるポジティブな地球の過ごし方』では、ネガティブになっている心を自然とポジティブにしていく考え方を紹介しています。

the Planet from Nebula(ザ プラネット フロム ネブラ)
アメリカ在住。精神世界の探検家
何度も生まれ変わった記憶を持つ。過去世の人生や生まれたときの記憶が鮮明にあり、幼少の頃から頭の中でガイド(守護霊)といつも会話をしていた。人や地球の意識にアクセスして、相手の気持ちや体調の変化を察知したり、地球のエネルギーがどこに向かっているかを認識したりすることができる。アメリカでネイティブ・アメリカンの聖地を訪れ、ダリル・アンカなど、数々の有名なスピリチュアル・リーダーたちと出会う。ほぼ毎日見る明晰夢や現実で高次元の存在とコンタクトし、地球と宇宙の神聖な意識の関係性について理解を深め、未来を予想したり、必要なメッセージを受け取ったりしている。
2011年8月から始めたブログは、月間134万PVを誇る。YouTube「ネブラ・チャンネル_the Planet from Nebula オフィシャル」やオンラインサロン「ポジティブ鉄道 地球行き」も人気。主な著書に、発売直後に即重版が決定した『宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方』(ダイヤモンド社)がある。