楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。

【好きなことでお金を稼ぐ】<br />ワイン好きが高じてワイン通販を始めてみた…自分の「好き」を商品にする方法Photo: Adobe Stock

好きなことを仕事にする

好きなことを仕事にする――こういうと、あなたの頭にどんなことが浮かんでくるでしょうか?

「好きなことを仕事にできればいいと思うけれど、現実にはなかなか難しいでしょ

そんなふうに思った人も多いのではないでしょうか? 

1年ほどの苦労をへて
年商7
億円超に成長

でも私自身、実際に大好きなことを仕事にしています。具体的にはワイン、なかでも「カリフォルニアワイン」に特化してネット通販を展開しているのです。

最初のころは、まったく売れなくて1年ほど苦労しましたが、いったん軌道に乗ると、どんどん売り上げが伸び、2021年度からは年商7億円を超えるまでに成長しています。

私は、好きなことを仕事にして、楽しみながら事業を育てることは、誰にでも可能だと思っています。

ワインにハマり
仕事をやめてワイン通販

私は20代後半からワインにハマり、「ワインは生活を豊かにしてくれるもの」と実感するようになりました。

一方でワインは、なんとなく「とっつきにくい」「わかりにくい」というふうに思う人も少なくありません。

そこで、もっと多くの人に、気軽にワインを楽しんでほしいと感じていたときに出合ったのが、「カリフォルニアワイン」でした。

ワインのわかりにくさ

ワインの産地というと、醸造が盛んなヨーロッパ、とくにフランスを思い浮かべる人が多いでしょう。

フランスに限らず、ヨーロッパは年によって気候条件が大きく変わることが多いため、同じ畑から穫れたブドウを使って、同じつくり手が手がけたワインでも、品質の評価が異なることがよくあります。

それがワインをわかりにくくしている1つの要因です。

ニッチブランドの強み

また、ヨーロッパのワインは、ブドウの収穫年はボトルのラベルに記載されていますが、品種などは記されておらず、それぞれのワインの味を見極めるには、知識がないとなかなか難しい面もあります。

一方、米カリフォルニアは気候が比較的安定しているので、年によるワインの出来にあたりハズレが少なく、自分好みのブドウの品種さえわかれば、選びやすいという特徴があります。

さらに、カリフォルニアは日照時間が長く、ブドウがしっかりと熟すため、果実味をストレートに味わえるワインが多いのです。

アメリカワインと
フランスワインの違い

また、アメリカのワインのラベルはフランスワインとは違ってワインの世界観を表すような個性のあるものも多く、ブドウの品種、生産した年、産地、生産者名も記載されていてラベルから判断できることが多いです。

そのため、「シャルドネ」「カベルネ・ソーヴィニヨン」「ピノ・ノワール」「ジンファンデル」などブドウの品種で、自分好みの味か判断しやすいため、ヨーロッパのワインに比べると親しみやすいのです。

「カリフォルニアワイン専門店」
という差別化

ところが、私がショップをはじめる前は、ヨーロッパのワインをメインに扱うお店ばかりで、カリフォルニアワインを扱っていたとしても、片隅の小さなコーナーで扱われているだけでした。

そこで私は、既存のワイン販売店との差別化を図るため、気軽に楽しめる「カリフォルニアワイン専門店」で攻めることにしたのです。

※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。