反省もときには無意味
対して、いつも機嫌がいい人は、過去のことを無理矢理にでも考えないようにしています。その理由は先ほどもお伝えしましたが、過去のことは変えられないからです。
変えられないことを考えても仕方がないと割り切って、なるべく明るい気持ちでいることを彼ら彼女らは心掛けています。気持ちが晴れやかであるため、自分の能力も発揮しやすいでしょう。
ここでひとつ付け加えたいのが、「反省」についてです。よく「反省します」という言葉を聞きますが、その反省は本当に必要なのか考えてみてほしいのです。
たとえば、反省をして得られるものがあればいいですが、反省をしたことによってネガティブな気持ちになってしまうこともあるのではないでしょうか。それであれば反省はそこまで必要ではないと私は感じています。
「反省することは仕事の鉄則だ!」というような風潮がありますが、それはプロセスへの反省であるべきで、自分を責めるべきものであってはいけません。反省のしすぎでメンタルがやられてしまった人も何人も見てきましたので、注意してください。