「毎日を気分良く過ごしたい」「他人に振り回されるのをやめたい」「自己肯定感を高めたい」……そんなあなたにおすすめなのが、韓国で10万部を超えるベストセラーとなった『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(キム・ダスル著、岡崎暢子訳)だ。「気分」がコントロールできれば人生もコントロールできる。本書では、「気分」をコントロールし、最高の一日を一生続けるためにいますぐ取り入れられる習慣をお伝えする。
「味方を失う行動」に気を付けるべき理由
気が付いたらいつの間にか周りに誰もいなくなっているのはこんな人だ。
1.他人に恥をかかせている
普段から周りに失礼な態度でいる人は、知らず知らずのうちに敵をつくっている。その人の成功より凋落を願う人が増殖していくからだ。苦い思いをさせられた人間はそれを忘れることはない。ここぞという場面になれば鮮やかにハシゴを外すだろう。
2.プレゼントは貰うものだと思っている
他人に対してお金を使わない人は、誰よりも早く財産を築ける一方で人望を失う。この世の成功は人が集まってこそ成せるもの。ひとりきりで生きようとしても限界がある。いくらお金があってもそばに味方がいなければ、たった一度の失敗が命取りとなりかねない。
3.「あとでやる」が口癖だ
人生のたいていの問題は怠慢が原因だ。大事なことを後回しにすれば、今すぐは困らずとも後で必ず後悔するときが訪れる。面倒だからと勉強を後回しにすると成績が下がるだろうし、運動を後回しにすると健康が損なわれる。夢や目標に向けた努力を後回しにすると、実現までの間に年を取ったり、状況が不利になったりする。問題が蓄積するだけだ。
どのケースも、マイナスの影響は数年程度では大して目立ちはしない。そのため本人も自分の行動に大きな問題を感じないもの。しかし、さすがに10年くらい経てば、その影響が顕著に表れてくる。
時の流れとともにうわさも聞かなくなる人は、こうして蚊帳の外にされたケースである場合が多い。
(本記事は『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』から一部を抜粋・再編集したものです。)