今生きている人生で「悔いのない生き方」をしている人はどれだけいるでしょうか。しなかったことで後悔するよりも、自分に正直な人生を生きたほうが絶対幸せです。「やりたいこと」をやり始めてからが本当の人生だからです。では、「やりたいこと」を見つけるにはどうすればいいのか? 今すぐ「今すぐ、ふせんを使うこと」です。頭の中で考えたところで見つかりません。「書く」のです。
「面倒くさいな」と感じた方、だから「ふせん」なのです。ノートや手帳、パソコン、スマホのいいとこどりした最強アイテム「ふせん」を使うことで、驚くべき効果が表れます。やることは、「書いて貼って並べ替える」だけ。ふせん特有の5つの特色のおかげで、脳の潜在能力をつかいこなして、人生が180度好転します。
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋して紹介。ふせんを1日1枚書き始めた瞬間から、みるみる自分が変わっていくことに驚きます。自身の変化とふせんのすごさをぜひ堪能してください。

「悩みが解消しない」「願いが叶わない」原因は「言語化」不全にありPhoto: Adobe Stock

問題を解決できない根本原因は「言語化」不全

「仕事やプライベート、すべて順調ですか?」 
「お金や人間関係など、悩みのない人生を歩まれていますか?」

 おそらく、ほとんどの人は何かしらの問題を抱えているのではないでしょうか。もし思うように問題を解消できない場合、あるいはどこに原因があるかわからない場合、根本的な原因は意外なところに潜んでいるかもしれません。

 たとえば、「言語化」不全。多くの日本人が、自分の思考を的確に言語化できていません。思考を見える化できていないということです。思考を見える化できないと、的確に表現できないし、相手に正しく伝えることもできません。それどころか、自分が多くの問題を抱えていることにさえ、気づくことができません。

 かくいう私も、そんな一人でした。私は現役銀行員だった10年前に著者デビューし、翌年にはビジネス書作家として独立して、書籍のほか本稿のようなネット記事や雑誌記事も執筆しています。

 今でこそ執筆を生業としていますが、一番苦手としていたのが文章を書くことと人前でスピーチすることでした。

 小学生のときも、中学生のときも、高校生のときも、一番出来が悪い科目は国語でした。学校の先生からは、坂下君の文章は読めないとまで言われました。

 社会人になってからは文字が汚いと言われ、書き取り帳で毎日、ひらがなと数字を書いて、部長に回付することを義務付けられていました。口下手でしたので人前で話すのも苦手でした。

 根本原因は「言語化」不全だと、あとで気づきました。

ふせんを自分に処方すると、言語化不全が完治する

 ところが、あることがきっかけで、突如、文章が得意になりました。スピーチもできるようになりました。なぜなら、スムーズに「言語化」するコツをつかみ、「言語化」不全を解消したからです。

 どうして突如、「言語化」のコツをつかめたのか。そのきっかけが、冒頭で触れた「ふせん」です。

 言語化だけではありません。言語化した思考を忘れなくなりました。その思考をレゴブロックのように組み立てられるようにもなりました。おまけに潜在意識までも、自分の意思のコントロール下におけるようになったのです。

 その結果、仕事がスムーズに回るようになり、本業では栄転。「妻社長メソッド」という節税副業術のアイデアもひらめいて、著者デビューの夢も叶ったのです。

 その過程で、「やりたいこと」も見つかりました。セミリタイアして、独立することもできました。

 まるでオセロゲームのように、一面真っ黒だった人生のマス目が一面真っ白に変わったのです。言語化ひとつで、オセロの四隅を押さえるように、人生のツボを押さえることができる。文章もスピーチも国語の成績も最低だった私が、ビジネス書作家になれて、しかもセミリタイアできたのですから、ふせんのおかげです。

 神ふせんを処方すれば、あなたの人生もきっと、一面「白一色」に変わります。人生のマス目の四隅に神ふせんを置いてみませんか?

(本原稿は、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』著者による書き下ろしです)