近づくビットコイン半減期、採掘者は収益多角化を目指すEMIL LENDOF/THE WALL STREET JOURNAL

 暗号資産(仮想通貨)ビットコインをマイニング(採掘)する企業は、利益の半減につながる供給縮小に先立ち、ビットコインへの依存度を下げるために事業の見直しを進めている。

 暗号資産業界は「ハービング(半減期)」と呼ばれるイベントを、息をひそめて待っている。ハービングとは、ビットコインのブロックチェーン(分散型台帳)を調整し、マイニングによって採掘されるビットコインの数を半分に減らすことだ。4年ごとに行われるこの変更により、10分当たりに放出されるビットコインの数は、4月19日前後に6.25枚から3.125枚へと半減する。