米経済の現状を示す数字を一つ挙げるとすればこれになる――米国は今年、世界の国内総生産(GDP)の26.3%を占めることになり、この割合は過去約20年間で最高だ。  このデータは国際通貨基金(IMF)の最新予測に基づくもの。IMFによれば、世界のGDPに占める欧州の割合は2018年以降に1.4ポイント低下し、日本は2.1ポイント低下している。対照的に米国の割合は2.3ポイント上昇した。  中国の割合も2018年以来上昇している。