ロシア検察当局は、同国が1年余りにわたり勾留しているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(32)の訴追を認めた。記者は無実にもかかわらず、スパイ容疑で裁判にかけられることになった。審理は非公開で行われるとみられる。記者は昨年3月29日からモスクワのレフォルトボ刑務所に収監されており、米政府は不当拘束だと認定した。本人、WSJ、米政府は容疑を断固として否定している。記者は米国籍で、身柄を拘束された当時、ロシア当局からジャーナリストとして働く許可を得ていた。ロシア捜査当局は記者の容疑を裏付ける証拠を公開していない。
WSJ記者、ロシアが訴追 不当拘束1年余り
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