【これなら親を傷つけない】親の様子を探る一言とは

【OK声かけ】
歩くの早かったよね。大丈夫?
足痛くなってきちゃった?

 一方、OKな声かけは、親の様子を確認しています。「具合の悪いところがあれば、助けますよ!」という「相手目線のメッセージ」です。ここで「痛い、つらい、苦しい」などの返事があれば「休憩しようね」という提案ができます。親は、こんなふうに、見守ってくれる子どものことを心強い存在だと思うのではないでしょうか。

 もし、親が考えごとをしていたり、心ここにあらずといった反応だったときは、黙ってそっと寄り添ってみてください。もしかしたら、あなたが小さかった頃に、一緒に散歩したときのことを思い返しているのかもしれません。急かさず静かに寄り添うのは、歳をとった親を安心させる行動です。