スタバ新CEO、異例の特典はリモートワークスターバックス次期CEOのニコル氏はシアトル本社にメインオフィスを構えるが、世界中の施設を回ることになる
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 コーヒーチェーン大手のスターバックスは新たな最高経営責任者(CEO)を口説くため、1000万ドル(約15億円)の現金払いの契約金とそれをはるかに上回る金額の株式を提示した。シアトルの本社に移ることは強く求めなかった。

 メキシコ料理チェーンのチポトレ・メキシカン・グリルのCEOからスターバックスのトップに転じるブライアン・ニコル氏は南カリフォルニアの自宅に住み、会社所有のジェット機で本社に通勤することができる。