米金融大手ゴールドマン・サックスがクレジットカード事業で多額の損失を被り、撤退することになった要因には、審査基準の緩さがある。ゴールドマンはメインストリート融資からの撤退を目指している。9日には、約4億ドル(約570億円)の税引き前損失を計上するとの見通しを明らかにした。デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、ゼネラル・モーターズ(GM)との提携によるクレジットカード事業と、それと関連のない小規模な事業を最終的に売却することで、損失を被る見込みだと述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は4月、ゴールドマンがGMとのクレジットカード事業の譲渡に向け、英大手銀行バークレイズと数カ月にわたり協議してきたと報じていた。
ゴールドマンのクレカ事業、審査の緩さがツケ
GMとの提携によるクレジットカード事業の売却で損失を被る見込み
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