正解:F社の収益基盤は改善している(E社は悪化)
収益基盤の変化が、営業利益率の変化にあらわれている
E社とF社の営業利益率の変化に注目してみましょう。
E社は増収増益期(21年~23年)に利益率が悪化
E社は増収増益の間に、営業利益率が低下していました。競合激化で、収益基盤は弱くなっていたのです。
2024年に減収、大幅減益となり、利益率は一段と低下しました。
F社は減収減益期(21年~23年)に利益率が改善
F社は減収減益の間に、営業利益率が改善しました。不採算事業を整理するなど、収益力の強化策を実施したためです。
2024年に増収、大幅増益となり、利益率は一段と上昇しました。
(本稿は、『株トレ ファンダメンタルズ編』から抜粋・編集したものです。)