入学後の満足度が異常に高い!

 近年の昭和女子大の人気向上の1つになっているのは間違いなく坂東眞理子総長だ。第5代理事長で、現総長。総理府(現内閣府)で国の女性政策を推し進め、2007年には著書『女性の品格』がベストセラーに。

 その当時から、家族のため誰かのためではなく、芯をもった女性として社会に活きることの大切さを説いており、総長となってからもぶれないメッセージを伝え続けている。

 そんな昭和女子大だが、学生に話を聞いていると、「この大学が第一志望じゃなかったんですけど……」と話し始めることがとても多い。だが、ほぼ全員が「ここに入学してよかった」と締めるのが面白い。

「入学してからこの大学の魅力を知った」(国際学部国際学科)、「プロジェクトや留学で友達がつくりやすいし、基本的にみんないい人!って感じ」(グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科)、「思っていた大学のイメージとは違ったけど、居心地が良い」(人間社会学部初等教育学科)、「特に不満点が思い浮かばない」(人間文化学部歴史文化学科)。