「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。「こんな本がほしかった!」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハングルノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。本書の発売を記念して、「韓国語のフレーズは何もわからないけど、ひとことでも韓国語を話したい!」という方のために、すぐに覚えられる身近な単語、フレーズを著者に聞いてみた。
「愛してる」「忘れないで」。韓国の曲でもよく聞く愛のこもったフレーズ5選
K-POPが世界的に流行していますよね。
韓国国内ではK-POP以外にも韓国の演歌「トロット(트로트)」など様々なジャンルの歌が流行っています。
韓国の歌は日本と同様に恋愛をテーマにした曲も多いです。
今回はそんな韓国の曲でよく聞く「愛のこもった」韓国語フレーズを5つご紹介します。
①あなたを愛している:ノルー サランヘ(너를 사랑해.)
韓国の曲の中で1番とも言っていいほど使われているフレーズが「あなたを愛している」という意味の「ノルー サランヘ」です。
「ノルー」は「あなたを」、「サランへ」は「愛している」という意味。
「愛しています」という意味の「サランヘヨ」という言葉を聞いたことがある人は、多いかもしれませんね。
韓国語は日本語のように、丁寧語や敬語、タメ口の使い分けがあり、「サランへ」はタメ語の言い方なんです。
②抱きしめて:アナジョ(안아줘.)
歌詞だけでなく、曲のタイトルにもよく使われている韓国語フレーズが「抱きしめて」という意味の「アナジョ」です。
「アナジョ」はタメ口のいい方になります。
丁寧に言いたいときは、最後に「ヨ(요)」をつけて、「アナジョヨ(안아줘요.)」といいます。
意味は変わらず「抱きしめて」というニュアンスのときもあれば、丁寧語なので「抱きしめてください」といった意味にもなります。
③大好き:ノム チョア(너무 좋아.)
「大好き」や「とても良いね」という意味の韓国語は「ノム チョア」と言います。
「ノム」というのは「とても」や「あまりに」という意味で、「チョア」は「好き」や「良い」という意味。韓国の曲の中でもよく出てくる韓国語フレーズですね。
「好き」と「良い」は日本語ではけっこうちがう意味なので、「チョア」をどのように使って良いか悩ましかったりしますよね。
基本的には「良いね」というニュアンスで使うことが多いです。
大好きな韓国グルメの話をするときの「大好き」は「ノム チョア」をよく使います。
好きな人や愛している人に「大好き」と言いたいときは「ノム チョア」とも言いますが、1つ目のフレーズでも紹介した「サランヘ(愛している)」もよく使いますよ。
④忘れないで:イッチマ(잊지마.)
「忘れないで」という意味の「イッチマ」。
韓国ドラマでもよく使われる韓国語フレーズなので、聞いたことがある人も多いのでは?
日常会話で友だちとの約束をした後に「忘れないでよ!」という意味で「イッチマ!」とよく使うので、様々な場面でよく聞くフレーズです。
⑤泣かないで:ウルジマ(울지마.)
「泣かないで」という意味の「ウルジマ」も韓国の曲の中の歌詞だけでなく、曲のタイトルにもよく使わるフレーズです。
韓国では泣いてる赤ちゃんや子どもに、「ウルジマ~」と親が言っている場面もよく見かけますよ。
いかがでしょうか。
韓国も日本と同様に、恋愛の歌が人気で、愛を伝えるフレーズがよく使われています。
こういった言葉を頭に入れながら韓国の曲を聞くと「この曲でも使われてる!」と韓国語をどんどん覚えられるようになります。
ぜひ頭の片隅に入れて、韓国の曲を楽しんでみてください!
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