「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。「こんな本がほしかった!」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」「コスパ最強本」と話題になっている。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハングルノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。今回は本書の発売を記念して、本文から一部抜粋・再編集して紹介する。
いきなり「韓国語の文字」を覚えなくていい!
韓国語をこれから勉強しようと思ったときに、何から始めるのがいいでしょうか。
私の書いた『韓国語1年生』でも紹介していますが、「韓国語の文字(ハングル)を覚えよう!」と思ってすぐに覚えられる人はいいのですが、「記号みたいでワケワカラン!」「勉強したくない!」と思ってしまう場合もあります。
そういうわけで、いきなりハングル、ではなく、まずは韓国語のフレーズをカタカナでいいので、少しずつ触れていくのがおすすめです。
KPOPの歌詞の1フレーズや、俳優のセリフなど、自分が好きなものを聞き取って調べてみる。そして少しずつ覚えるようにしてみてください。
何もフレーズが聞き取れないよ、というは、「こんにちは(アンニョンハセヨ)」「ありがとうございます(カムサハムニダ)」といった日常フレーズから覚えていくのもおすすめです。
韓国語に慣れてきたら、ハングルを覚えよう!
韓国語のフレーズに少しずつ慣れてきたら、ハングルを少しずつ覚えていきましょう!
一見、ハングルは難しいと思う人も多いのですが、実は速い人だと1日で覚えることができます。
じつは、ハングルは下の図のように母音と子音の組み合わせです。
「a」の音を持つ、母音の「ㅏ」。「s」の音を持つ「ㅅ」や、無音の「ㅇ」の子音。
ハングルはこんなふうに母音と子音の読みを1つずつを覚えていき、あとは組み合わせるだけで簡単に読めます。
韓国語の母音は10個、子音は19個、それ以外に母音が2つある合成母音が11個、パッチムという子音の発音は7通り。
これら、たった数十個を覚えるだけで1万を超えるハングルをすべて読めるようになるんです!
では、ハングルが読めるようになったら、どのように勉強を進めていけばよいのでしょうか?